先週の日経平均は反発。米国で早期のテーパリング懸念が和らいだことで、ナスダックが連日で史上最高値を更新し、日本株も自律反発の動きとなった。日経平均は週ベースで627.89円の上昇。
今週の株式市場は、戻りを試す展開か。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は概ね市場予想に沿った無難な内容だったことから、週明けは買いが先行しそうだ。目先27,000円で下値は固まったようで、上はレジスタンスが多いものの、まずは先週上値を押さえられた週足雲上限27,828円、その上は200日移動平均線28,220円などが意識される。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27827円、心理的節目28000円、200日移動平均線28220円、日足雲下限28248円、週足基準線28719円。下値サポートとしては、日足基準線27617円、心理的節目27000円、8月20日安値26954円。
東証1部全銘柄 予想PER15.22倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.86%
今週の予想レンジ:27,000円~28,000円
更新日 2021年8月29日 株・個人投資家の喫茶店