先週の日経平均は続伸。NYダウ、S&P500が連日で史上最高値を更新した流れを受け堅調な推移となったが、28,000円を超えたレベルでは利益確定売りや戻り売りも出て上値は限定的だった。日経平均は週ベースで157.11円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。決算発表も一巡し、特に大きな材料となるイベントもないことから、200日移動平均線(28,000円)をはさんで一進一退の動きとなりそうだ。国内4-6月期GDP速報値に関しては、予想より低ければ選挙前の追加経済対策への期待を高めることから、影響は限定的と見る。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28,000円、200日移動平均線28016円、日足基準線28062円、日足雲下限28535円、日足雲上限28757円。下値サポートとしては、7月30日安値27272円、週足雲上限27064円、年初来安値27002円、心理的節目27000円。
東証1部全銘柄 予想PER15.44倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.85%
今週の予想レンジ:27,500円~28,500円
更新日 2021年8月15日 株・個人投資家の喫茶店