先週の日経平均は反落。週明けから売り優勢に推移し、その後、連日史上最高値を更新していた米国株が早期のテーパリング懸念から下落すると、需給の悪い日本株はあっけなく年初来安値を更新した。日経平均は週ベースで963.9円の下落。
今週の株式市場は、自律反発期待も上値の重い展開か。足元の業績から見た株価の割安感も指摘されるが、デルタ株の蔓延や個人の需給悪化から今週も上値の重い展開が続きそうだ。持ち直すにはバリューからグロースに転換できるかが鍵。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27743円、日足基準線27903円、心理的節目28000円、200日移動平均線28111円、日足雲下限28292円。下値サポートとしては、心理的節目27000円、8月20日安値26954円、心理的節目26500円、心理的節目26000円。
東証1部全銘柄 予想PER14.83倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.92%
今週の予想レンジ:26,750円~27,750円
更新日 2021年8月22日 株・個人投資家の喫茶店