先週の日経平均は続伸。衆院選は自民党が選挙前勢力の276から15議席減らしたものの、単独で絶対安定多数の261を確保した。これを好感し月曜日はショートカバーを巻き込みながら700円を超える上昇となった。その後は、米国株主要3指数が連日で史上最高値を更新するも、日本株は上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで718.88円の上昇。
今週の株式市場は、底堅い展開か。日米とも重要イベントが通過し、新規の手掛かり材料に乏しく、個別の決算プレーが中心となりそうだ。さすがに米国株には高値警戒感が出てくるだろうが、日本株は相対的な出遅れ感から節目の29,000円をサポートに底堅い展開が続きそう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目30000円、年初来高値30795円。下値サポートとしては、日足雲上限29552円、心理的節目29000円、日足雲下限28875円、日足基準線28587円、週足雲上限28502円。
東証1部全銘柄 予想PER15.64倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.84%
今週の予想レンジ:29,000円~30,250円
更新日 2021年11月7日 株・個人投資家の喫茶店