先週の日経平均は続伸。株式市場を取り巻く環境に大きな変化はなかったが、米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく減少していることを背景に米国株が堅調に推移し、日本株も戻りを試す展開となった。日経平均は週ベースで256.09円の上昇。
今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。日本が3連休の間に米国株は予想を上回るCPI、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりを受け大きく下落したことで、週明けは再び27,000円の攻防となりそうだ。一旦、日足基準線で頭を押さえられる形となっており、27,000円で持ち堪えられるかが焦点となる。20を割れたVIX指数も再び上昇傾向で二番底懸念も。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、週足雲上限28392円、週足基準線28420円、日足雲下限28709円、日足雲上限28774円。下値サポートとしては、日足転換線27211円、心理的節目27000円、週足雲下限26654円、1月27日安値26044円、心理的節目26000円。
東証1部全銘柄 予想PER14.88倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.12%
今週の予想レンジ:26,500円~28,000円
更新日 2022年2月13日 株・個人投資家の喫茶店