先週の日経平均は反発。米国株はFRB高官のタカ派、ハト派発言で振らされる展開が続いていたが、FOMC議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることが分かり、長期金利が低下し買いが優勢となった。日本株も米国株の上昇を好感し堅調な展開となった。日経平均は週ベースで383.26円の上昇。
今週の株式市場は、上値を試す展開か。FOMC議事要旨では12月会合での利上げ幅を0.5ポイントに減速する方向に傾いていることが示唆されたことで米国株は堅調な展開が継続しそう。日本株は若干過熱感も見られるが、好需給を背景に下値は限定的でジリ高の展開が見込まれる。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、日足基準線27685円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27189円。
プライム全銘柄 予想PER13.88倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.29%
今週の予想レンジ:27,500円~28,750円
更新日 2022年11月27日 株・個人投資家の喫茶店