2022年11月27日日曜日

2022年11月28日~12月2日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月25日
先週の日経平均は反発。米国株はFRB高官のタカ派、ハト派発言で振らされる展開が続いていたが、FOMC議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることが分かり、長期金利が低下し買いが優勢となった。日本株も米国株の上昇を好感し堅調な展開となった。日経平均は週ベースで383.26円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。FOMC議事要旨では12月会合での利上げ幅を0.5ポイントに減速する方向に傾いていることが示唆されたことで米国株は堅調な展開が継続しそう。日本株は若干過熱感も見られるが、好需給を背景に下値は限定的でジリ高の展開が見込まれる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、日足基準線27685円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27189円。

プライム全銘柄 予想PER13.88倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.29%

今週の予想レンジ:27,500円~28,750円

更新日 2022年11月27日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月20日日曜日

2022年11月21日~11月25日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月18日
先週の日経平均は反落。米国株は、FRB高官のタカ派発言、ハト派発言の両方を受け方向感の定まらない展開となり、日本株も28,000円を超えた水準では、利益確定売りや戻り売りに頭を押さえられた。日経平均は週ベースで363.8円の下落。

今週の株式市場は、一進一退の動きが継続か。国内決算も終了して手掛かり材料に乏しく、海外動向を睨みながらの展開となる。米国株は利上げ鈍化期待で急ピッチで戻してきたが、ターミナルレートも依然不透明なことから、今週もFRB高官の発言で上下に振らされる展開が継続しそう。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、日足基準線27283円、200日移動平均線27160円、週足雲下限27009円。

プライム全銘柄 予想PER13.49倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,250円~28,500円

更新日 2022年11月20日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月13日日曜日

2022年11月14日~11月18日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月11日
先週の日経平均は3週続伸。米中間選挙はまだ決着がついていないものの、少なくとも下院は共和党が制し、ねじれ議会となることから、企業や富裕層への増税などの法案が通りにくくなるとの思惑で買いが優勢となった。注目の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を下回ったことで、次回会合から利上げ幅の縮小が意識され、週末は日米とも買い戻しが強まった。日経平均は週ベースで1063.83円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い動きが継続か。相場の過熱感もあり利益確定売りや戻り売りも出やすいが、価格帯出来高の多い水準は抜けてきたので上への抵抗は少なくなって来ている。単月のCPIだけで反応しすぎとも言えるが、似たようなトレンドフォローのアルゴリズムが動くので振れ幅は大きくなる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、日足基準線27283円、200日移動平均線27148円、週足雲下限27128円。

プライム全銘柄 予想PER13.54倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,250円~28,500円

更新日 2022年11月13日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月6日日曜日

2022年11月7日~11月11日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月4日
先週の日経平均は小幅に続伸。注目のFOMCは次回会合から利上げ幅の縮小が示唆されたが、パウエル議長がFOMC後の会見で政策金利の終着点(ターミナルレート)がFRBの従来予想より高くなる可能性を示唆し、早期の利上げ停止を否定したことで、米国株は利益確定売りが優勢となった。ただ、雇用統計で失業率が悪化したことで週末は再び買いが優勢となる。日経平均は週ベースで94.54円の上昇。

今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。米連邦議会の中間選挙は上院、下院とも共和党が優勢で、ねじれ議会になるのは織り込み済み。特に波乱はないだろう。10月の米CPIが物価の落ち着きを示す内容になれば、再び買い戻しが優勢となりそうだが、市場予想を上回ると再び波乱も。日本株は相対的に底堅い動きが続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限27211円、週足基準線27371円、日足雲上限27580円、週足雲上限27738円、心理的節目28000円。下値サポートとしては、200日移動平均線27164円、週足雲下限27050円、心理的節目27000円、日足基準線26657円、心理的節目26500円。

プライム全銘柄 予想PER13.29倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.41%

今週の予想レンジ:26,750円~28,000円

更新日 2022年11月6日 株・個人投資家の喫茶店