先週の日経平均は反落。米国株は、FRB高官のタカ派発言、ハト派発言の両方を受け方向感の定まらない展開となり、日本株も28,000円を超えた水準では、利益確定売りや戻り売りに頭を押さえられた。日経平均は週ベースで363.8円の下落。
今週の株式市場は、一進一退の動きが継続か。国内決算も終了して手掛かり材料に乏しく、海外動向を睨みながらの展開となる。米国株は利上げ鈍化期待で急ピッチで戻してきたが、ターミナルレートも依然不透明なことから、今週もFRB高官の発言で上下に振らされる展開が継続しそう。予想レンジは先週と同じとする。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、日足基準線27283円、200日移動平均線27160円、週足雲下限27009円。
プライム全銘柄 予想PER13.49倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.35%
今週の予想レンジ:27,250円~28,500円
更新日 2022年11月20日 株・個人投資家の喫茶店