先週の日経平均は反発。連休明けは雇用統計で平均時給の伸びが鈍化したことで米国株が大幅高になった流れを受け買いが先行。その後も米消費者物価指数(CPI)の発表を前に買い戻しが進み、日本株も堅調な展開となったが、週末は円高進行で上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで145.67円の上昇。
今週の株式市場は不安定な展開か。米国株はインフレ鈍化を受け底堅い展開が続いているが、国内は17~18日に開催される日本銀行の金融政策決定会合次第となる。前回サプライズ修正となったことで、先週末から再び円高が進行している。予想通り現状維持なら、一旦円安に戻り株式市場も戻りを試す展開になるが、再び追加変更があれば為替も株も荒れた展開となろう。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26745円、日足基準線26928円、心理的節目27000円、日足雲下限27062円、200日移動平均27274円。下値サポートとしては、心理的節目2600010月3日安値25621円、心理的節目25000円。
プライム全銘柄 予想PER13.04倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.46%
今週の予想レンジ:25,500円~26,500円
更新日 2023年1月15日 株・個人投資家の喫茶店