先週の日経平均は小幅に反落。1月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想より上振れしたものの、想定の範囲内と受け止められ、米国株の下げ幅は限定的だった。日本株も上値は重いものの円安を支えに下値も堅かった。日経平均は週ベースで157.85円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。そろそろ上下どちらかに動いて欲しいところだが、今週も揉み合いになる可能性が高そうだ。植田和男氏に対する所信聴取と質疑が24日、衆院議院運営委員会で行われる。いきなり市場に動揺を与えるような発言は考えづらく、無難に通過すると思われるが、一応リスク要因として注意が必要か。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27738円、心理的節目28000円、心理的節目28500円。下値サポートとしては、週足雲下限27242円、週足基準線27225円、日足雲上限27082円、心理的節目27000円、日足基準線26784円、日足雲下限26516円。
プライム全銘柄 予想PER14.01倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.39%
今週の予想レンジ:27,000円~28,000円
更新日 2023年2月19日 株・個人投資家の喫茶店