2011年4月24日日曜日

2011年4月25日~4月29日の日経平均予想



先週の株式市場は、一時9,500円を割り込むなど軟調に推移したが、インテルなどの好決算を手掛かりに米国株が持ち直し、週後半にかけ日経平均主導の上昇となった。週ベースで日経平均は90円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き膠着感の強い展開が継続か。国内は本格化してくる決算発表が最大の注目点となる。業績悪化はある程度織り込まれているが、問題は今期の見通しを企業が開示出来るかがポイント。見送る企業が増えると更に不透明感が強まりマイナスに作用する。基本的には、GW前と云うこともあり、積極的なポジションは取りづらい。先週までと同様上値は重く、下がれば日銀のETF買いとボックス圏での動きが続きそう。米国では26~27日にFOMCが開かれる。QE2の終了が迫っており、バーナンキのコメントに注目が集まる。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線9,805円、心理的節目10,000円、週足雲上限10,102円など。下値サポートは、心理的節目の9,500円、3月29日安値9,317円、日足基準線9,230円など。予想レンジは先週と同じとする。

今週の予想レンジ:9,300円~9,800円

更新日 2011年4月24日 株・個人投資家の喫茶店