2012年9月2日日曜日

2012年9月3日~9月7日の日経平均予想

日経平均チャート 2012年9月2日
先週の株式市場は、欧州債務問題の再燃や世界的な景気の下振れ懸念が高まり反落。東証1部の売買代金は6000億円台に落ち込む日もあり、CTAによる先物売買が相場の方向性を決定している。日経平均は週ベースで91.74円の下落。

今週の株式市場は、方向感は出にくく上下200円程度の揉み合いか。31日にジャクソンホールで行われたバーナンキ議長の講演は、アメリカの経済情勢について「満足には遠く及ばない」とし、量的緩和第3弾(QE3)への含みを持たせた。これにより米国株は反発し、週明けの東京市場も買い戻しが期待される。ただ、6日のECB理事会やQE3を占う上で重要な7日の米雇用統計を控え、上値は重いと思われる。まずは200日移動平均を回復できるかが焦点となる。

今週の日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線8,979円、週足雲下限9,126円、週足基準線9,247など。下値サポートとしては、75日移動平均線8,764円、日足雲上限8,687円、日足雲下限8,657円など。

東証1部全銘柄 予想PER12.29倍 PBR0.90倍 予想配当利回り2.55%

今週の予想レンジ:8,600円~9,100円


更新日 2012年9月2日 株・個人投資家の喫茶店