2013年6月30日日曜日

2013年7月1日~7月5日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年6月28日
先週の株式市場は、中国の金融システム不安を背景に週前半は軟調な展開となったが、後半はアメリカのQE早期縮小懸念が後退し大幅高となった。日経平均は週ベースで447.19円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。先週末に25日移動平均線、75日移動平均線と言ったテクニカル上の節目を一気に上回り買いが優勢になっている。ドル円が100円を超えてくれば、先物主導で14,000円を捉えに行く可能性も高い。ただ、中国の金融システム不安はいつ蒸し返されてもおかしくなく、米国株もいいとこ取りで上昇しているに過ぎない点は注意が必要だろう。まずは75日移動平均線を固められるかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線13,712円、日足雲下限13,874円、日足雲上限14,718円。下値サポートとしては、75日移動平均線13,419円、25日移動平均線13,291円、心理的節目13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.81倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:13,000円~14,000円

更新日 2013年6月30日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月23日日曜日

2013年6月24日~6月28日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年6月21日
先週の株式市場は、SQ通過による需給改善とFOMC後の円安を受け堅調な推移となった。注目されていたFOMCは、量的緩和縮小に向けかなり踏み込んだものとなり、高値圏の米国株は売られる展開となった。しかし、日本株は懸念されていたリスクオフの円高にならなかったことで買い戻された。日経平均は週ベースで543.61円の上昇。

今週の株式市場は、円安基調を受け戻りを試す展開か。まだ現物の売買代金が回復しておらず、先物主導で振らされやすい状況には変わりないが、為替が円安基調に戻ったことで下値不安は後退している。まずは、目先のレジスタンスである75日移動平均線を上回りサポートに変えたいところ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限13,311円、75日移動平均線13,345円、心理的節目の13,500円、25日移動平均線13,679円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,000円、月足雲上限12,648円、心理的節目の12,500円、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.32倍 PBR1.23倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:12,750円~13,750円

更新日 2013年6月23日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月16日日曜日

2013年6月17日~6月21日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年6月14日
先週の株式市場は、米雇用統計を受け大幅高で始まったものの、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上昇に対して新たな施策が出なかったことが失望され下げに転じた。日経平均は週ベースで191.01円の下落。

今週の株式市場は、自律反発期待も為替次第。今週は18~19日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料となる。先週末にウォール・ストリート・ジャーナルが、来週のFOMC後に、バーナンキ議長が投資家のQE縮小懸念を払しょくするだろうと伝えたことで、現在、QEの早期縮小観測は後退している。ただ、米国株は高値圏にあることから、縮小先送りがあらためて好感されるかは疑問。日本株が上昇するには、QE縮小観測後退によるリスクオンで為替が再び円安に向かうかにかかっている。日経平均は、先週いったん回復した75日移動平均線を早期に回復したいところ。もたつくようだと売買代金も細っていることから、12,000円割れに向かう方が抵抗が少ない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限12,906円、心理的節目13,000円、75日移動平均線13,238円、日足雲上限13,679円など。下値サポートとしては、月足雲上限12,648円、心理的節目12,500、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円、心理的節目12,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.71倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:12,000円~13,600円

更新日 2013年6月16日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月9日日曜日

2013年6月10日~6月14日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年6月7日
先週の株式市場は、連日の荒い値動きのなか下値を切り下げる展開となった。米国のQE縮小観測やドル円が節目の100円を割れたことがリスクオンの巻き戻しに繋がった。日経平均は週ベースで897.01円の下落。

今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。注目の米雇用統計は強からず弱からずで米国株は大幅高となった。この結果を受け週明けはCMEの清算値13,220円にサヤ寄せしての始まりが予想される。ただ、投げきれていないだけに円の戻りが鈍いようだと上値は重くなると思われる。また、これでQE縮小観測が払拭されたわけではなく、市場の関心は19日のバーナンキ議長の会見へと移って行くだろう。日本では10日~11日に日銀の金融政策決定会合が開催され、黒田総裁の会見に注目が集まる。オシレーター的には売られ過ぎを示唆しているが、今回の上昇局面でオシレーターがまったく機能しなかったように過信は禁物である。下に振れた場合は、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円が目安となるが、米雇用統計を受けこの懸念は遠のいた。まずは週明け上昇し、75日移動平均レベルを固められるかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目13,000円、75日移動平均線13,110円、日足雲上限13,240円、心理的節目13,500円、25日移動平均線14,316円など。下値サポートとしては、週足基準線12,715円、月足雲上限12,648円、日足雲下限12,524円、半値押しの12,281円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.71倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:12,500円~13,800円

更新日 2013年6月9日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月2日日曜日

2013年6月3日~6月7日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年6月2日
先週の株式市場は、23日の急落を引きずり不安定な動きが継続した。週明けの27日に終値で25日線を割り込み、その後ザラ場では戻す場面もあったが、木曜日には再び700円を超える急落に見舞われた。日経平均は週ベースで837.91円の下落。

今週の株式市場は、不安定な相場が継続か。先週は25日移動平均線を明確に割り込み、50日線で一旦自律反発となったが、相場は依然不安定な状態が続いている。東証一部の売買代金は急落前と比べ細り気味になっており、参加者は乱高下する相場に腰が引け始めている。また、既に織り込んでいるとは言え、今週から先物・オプションの証拠金(SPAN証拠金)が引き上げとなる影響も読みづらい。週末にかけては米雇用統計が控えていることから、様子見姿勢が強まりやすく、先物へのちょっとした仕掛けが波乱を生みやすい。円安で引っ張られてきた相場だけにドル円が節目の100円を割り込んでくるようだと、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円のフィボナッチ数38.2%押しの13,145円を意識する展開も考えられる。ただ、下げ始めてからまだ間もない相場なので上への抵抗も少ない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目14,000円、25日移動平均線14,418円、日足基準線14,724円など。下値サポートとしては、50日移動平均線13,651円、心理的節目の13,500円、38.2%押しの13,145円、日足雲上限13,008円、75日移動平均線12,974円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.86倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:12,900円~14,200円

更新日 2013年6月2日 株・個人投資家の喫茶店