先週の株式市場は、中国の金融システム不安を背景に週前半は軟調な展開となったが、後半はアメリカのQE早期縮小懸念が後退し大幅高となった。日経平均は週ベースで447.19円の上昇。
今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。先週末に25日移動平均線、75日移動平均線と言ったテクニカル上の節目を一気に上回り買いが優勢になっている。ドル円が100円を超えてくれば、先物主導で14,000円を捉えに行く可能性も高い。ただ、中国の金融システム不安はいつ蒸し返されてもおかしくなく、米国株もいいとこ取りで上昇しているに過ぎない点は注意が必要だろう。まずは75日移動平均線を固められるかに注目したい。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線13,712円、日足雲下限13,874円、日足雲上限14,718円。下値サポートとしては、75日移動平均線13,419円、25日移動平均線13,291円、心理的節目13,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.81倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.73%
今週の予想レンジ:13,000円~14,000円
更新日 2013年6月30日 株・個人投資家の喫茶店