2013年6月16日日曜日

2013年6月17日~6月21日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年6月14日
先週の株式市場は、米雇用統計を受け大幅高で始まったものの、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上昇に対して新たな施策が出なかったことが失望され下げに転じた。日経平均は週ベースで191.01円の下落。

今週の株式市場は、自律反発期待も為替次第。今週は18~19日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料となる。先週末にウォール・ストリート・ジャーナルが、来週のFOMC後に、バーナンキ議長が投資家のQE縮小懸念を払しょくするだろうと伝えたことで、現在、QEの早期縮小観測は後退している。ただ、米国株は高値圏にあることから、縮小先送りがあらためて好感されるかは疑問。日本株が上昇するには、QE縮小観測後退によるリスクオンで為替が再び円安に向かうかにかかっている。日経平均は、先週いったん回復した75日移動平均線を早期に回復したいところ。もたつくようだと売買代金も細っていることから、12,000円割れに向かう方が抵抗が少ない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限12,906円、心理的節目13,000円、75日移動平均線13,238円、日足雲上限13,679円など。下値サポートとしては、月足雲上限12,648円、心理的節目12,500、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円、心理的節目12,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.71倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:12,000円~13,600円

更新日 2013年6月16日 株・個人投資家の喫茶店