2014年3月30日日曜日

2014年3月31日~4月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年3月28日
先週の株式市場は反発。直近売られすぎた反動や期末のドレッシング買いなどにも支えられ堅調な展開となった。日経平均は週ベースで471.80円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。期末の特殊要因がなくなり、先週末の強さが本物だったかどうかが試される。4月1日からは17年ぶりの消費税増税が始まる。4-5月は駆け込み需要の反動で消費が大きく落ち込むことが予想されるが、これはほぼ織り込み済み。日銀の追加緩和期待が相場を支える形だが、追加緩和期待が後退すれば下値模索となろう。今週はテクニカル的には上値抵抗となっている均衡表日足雲下限14,767円を超えて雲の中に入れるかが焦点で、下に振れた場合はサポートラインとなっている14,200円レベルが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,758円、日足雲下限14,767円、心理的節目15,000円、日足雲上限15,158円。下値サポートとしては、200日移動平均線14,526円、週足雲上限14,091円、心理的節目の14,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.39倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:14,250円~15,000円

更新日 2014年3月30日 株・個人投資家の喫茶店

2014年3月23日日曜日

2014年3月24日~3月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年3月20日
先週の株式市場は続落。クリミアを巡るロシアと欧米の駆け引きがほぼ想定の範囲内だったことでリスクオフムードは若干和らいだが、日本株は日銀の追加緩和期待の後退などから戻りが鈍かった。日経平均は週ベースで103.43円の下落。

今週の株式市場は反発か。欧米市場が堅調に推移していることや為替もそれほど円高に振れていないことを考えると日本株の売られすぎ感は強くなっている。ただ、海外よりも国内要因で売られている面があり、個別株の需給も急速に悪化しているので戻りも鈍そうだ。下は週足雲上限の14,000円がサポートになると思われるが、14,000円を割れると13,500円まで真空地帯に入るので先物を使った仕掛け的な売りも警戒される。3月決算企業の配当や優待の権利付最終日は26日。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値の14,429円、200日移動平均線14,506円、日足基準線14,758円、日足雲下限14,814円。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、週足雲上限13,938円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.86倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:14,000円~14,600円

更新日 2014年3月23日 株・個人投資家の喫茶店

2014年3月16日日曜日

2014年3月17日~3月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年3月14日
先週の株式市場は急落。中国の金融不安、日銀の追加金融緩和期待の後退、更に週末にはクリミアでの住民投票を巡り米欧とロシアの緊張感が一段と高まるなど悪材料が重なった。日経平均は薄商いのなか先物主導で下げ足を早め、週ベースで946円の下落となった。週間の下落幅としては東日本大震災の翌週以来の大きさだった。

今週の株式市場はボラタイルな展開が継続か。ウクライナ情勢や中国リスクが引き続き警戒されるが、クリミアの住民投票が終わり小康状態に入れば、先週、中国やアメリカの4倍近く下げた日本株には買い戻しも入ってくるだろう。ただ、こういう地政学リスクは予想外のことも起こるので予断を許さない。上は日足基準線14,734円、下は週足雲上限13,939円あたりが意識される。現物と先物の3月配当落ち分の差は約90円。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値の14,429円、200日移動平均線14,506円、日足基準線14,734円、日足雲下限14,924円。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、週足雲上限13,939円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.10倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:13,800円~14,700円

更新日 2014年3月16日 株・個人投資家の喫茶店

2014年3月9日日曜日

2014年3月10日~3月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年3月7日
先週の株式市場は大幅に反発。ウクライナ情勢の緊迫化を受け週明けは14,443円まで急落したが、その後軍事衝突の可能性が後退したことで、株・為替とも巻き戻しが入り堅調な展開となった。日経平均は週ベースで433円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。節目の15,000円を越えたことで目先は週末のメジャーSQに向け15,500円や1月24日の窓埋めが意識される。ただ、現物市場の商いが乏しく先物主導の展開だけに再びウクライナ情勢が緊迫化するようだと急落もあり得る状況。10~11日に開かれる日銀の金融政策決定会合は現状維持だろうが、2月の例もあるので売りにくい環境を演出する。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線15,275円、日足雲下限15,299円、日足雲上限15,497円、心理的節目15,500円。下値サポートとしては、心理的節目の15,000円、日足基準線14,654円、200日移動平均線14,517円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.01倍 PBR1.38倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:14,600円~15,600円

更新日 2014年3月9日 株・個人投資家の喫茶店

2014年3月2日日曜日

2014年3月3日~3月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年2月28日
先週の株式市場は揉み合い。日経平均は15,000円台を回復する場面もあったが、その後は薄商いの中、戻り売りに押される展開となった。海外市場に目を向ければS&P500が史上最高値を更新するなど好調で、日本株の上値の重さが目立つ週となった。日経平均は週ベースで24.60円の下落。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。今週も揉み合いを予想していたが、ロシアの議会がウクライナへの軍事介入を承認したことで、週明けリスクオフがどの程度進むのか読みづらい展開になっている。また、東証1部の売買代金が連日2兆円を割れるなど薄商いが続いており、先物で振らされやすい状況も変わりない。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,977円、心理的節目15,000円、75日移動平均線15,196円、日足雲下限15,236円。下値サポートとしては、25日移動平均線14,737円、200日移動平均線14,510円、心理的節目14,000円、週足雲上限13,972円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.67倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:14,000円~15,000円

更新日 2014年3月2日 株・個人投資家の喫茶店