先週の日経平均は反発。週前半は上値の重い展開だったが、その後ドル円が1ヶ月ぶりに120円台に乗せたことで為替に連動したCTAの先物買いが入り、週末は一時18,000円を回復する場面もあった。日経平均は週ベースで264.86の上昇。
今週の株式市場は上値を試す展開か。日足チャートは三角保ち合いを上放れた形となっており、2007年につけた高値18,300円レベルに向けてのテスト局面。当然、反動安も懸念されるが、下がれば日銀とGPIFが値段に関係なく機械的に買うので、マーケットは根拠なき楽観論が支配的となっている。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の18,000円、12月8日高値18,030円、2007年高値18,261円。下値サポートとしては、日足転換線17,639円、心理的節目17,500円、日足雲上限17,357円、日足基準線17,299円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.97倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.52%
今週の予想レンジ:17,500円~18,300円
更新日 2015年2月15日 株・個人投資家の喫茶店