先週の日経平均は小幅に反落。週前半は10年物国債の入札が不調な結果に終わったことを受け、CTAなどから先物に仕掛け的な売りが出て17,300円割れまで下げる場面もあった。しかし、日足基準線でピッタリと下げ止まり、その後は原油高を受けた米国株が堅調に推移したことで買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで25.89円の下落。
今週の株式市場は材料待ちの展開か。米国株は復調気配だが、NYダウは原油次第なので当てにはならない。日経平均は、日足基準線が引き続きサポートとして機能しており、上値も重いが下値も堅い。下がれば日銀やらGPIFの買いが株価を支える相場に変わりなし。基本的に材料待ちで揉み合いになる可能性が高いと見るが、雇用統計を受け円安が進んだので、CTAが先物でレンジブレイク18,000円をトライしてくる可能性もある。
日経平均の上値抵抗としては、12月8日高値18,030円。下値サポートとしては、日足雲上限17,323円、日足基準線17,254円、心理的節目17,000円、75日移動平均線17,023円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.62倍 PBR1.39倍 予想配当利回り1.54%
今週の予想レンジ:17,200円~18,000円
更新日 2015年2月8日 株・個人投資家の喫茶店