先週の日経平均は続伸。週明けはギリシャ総選挙で急進左派連合が勝利した結果を受け為替が円高に振れ、日経平均は200円を超す寄り付きとなった。しかし、これは予め予想されていたことなので、リスクオフは限定的なものにとどまった。その後は荒い値動きが続く米国株は振らされる展開となったが、日銀のETFや公的年金の買いにも支えられプラスを維持した。日経平均は週ベースで162.64円の上昇。
今週の株式市場は17,500円を挟んでの揉み合いか。米国株は不安定な動きを続けているが、日経平均は日足基準線がサポートとして機能しており、チャートはまだ上方向。悪材料も諸々出ているが、下がれば日銀のETF(1月だけで約3500億円の買い)とGPIFが下値を支える官製相場。先週末から決算プレーが激しくなっており、今週も個別株は激しく動きそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、12月8日高値18,030円。下値サポートとしては、日足雲上限17,317円、日足基準線17,254円、心理的節目17,000円、75日移動平均線16,871円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.90倍 PBR1.43倍 予想配当利回り1.54%
今週の予想レンジ:17,000円~18,000円
更新日 2015年2月1日 株・個人投資家の喫茶店