2015年11月1日日曜日

2015年11月2日~11月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年10月30日
先週の日経平均は続伸。ECBの追加緩和示唆に続き、中国人民銀行が追加利下げや預金準備率の引き下げを決めたことで週明けから買いが優勢となった。その後は過熱感から利益確定売りに押される場面もあったが、日銀の追加緩和が見送りになった後も株が下がらなかったことで買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで257.8円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。週末に米国株が続落したことでCMEの清算値は18,880円まで下げているが、郵政上場を前に下がれば公的資金が下値を支える。19,000円前後はテクニカルポイントが集中しており、膠着感が強まりやすいが、金曜日にやられた売り方が再び攻撃を仕掛けてくるとも考えづらい。波乱要因としては米国で再び年内の利上げ観測が再燃すること。

今週の4日に郵政3社が上場となる。グレーマーケット(上場前に売買を行う市場)では、かんぽ生命保険は公開価格2,200円に対し2,350円の買い、ゆうちょ銀行には公開価格1,450円に対し1,550円の買いが入っている模様。上場後、上値を追う展開になると相場全体の雰囲気も明るくなるが・・・

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均19,094円、日足雲上限19,181円、200日移動平均19,210円、心理的節目19,500円。下値サポートとしては、日足転換線18,675円、日足雲下限18,607円、心理的節目18,500円、日足基準線18,052円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.47倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:18,500円~19,500円

更新日 2015年11月1日 株・個人投資家の喫茶店