先週の日経平均は続落。米国株は原油相場のリバウンドを受け反発したが、日本株は日銀の補完措置から円高基調が続いていることもあり、5連敗と精彩を欠いた。日経平均は週ベースで217.74円の下落。
今週の株式市場は上値の重い展開か。受け渡しベースでは今週から新年相場入りとなる。年末で市場参加者が少なく、為替も120円の攻防になっていることから主力株の上値は重そうだが、節税売りで大きく下げた小型株にはリターン・リバーサルも期待できる。個人中心に値動きのよい銘柄をゲリラ的に物色する流れか。12月15日安値18,526円~日足基準線19,287円を中心としたレンジを予想するが、ドル円が120円を割り込んでくるようだと手仕舞い売りが加速する恐れがあるので、その辺は注意を要する。
日経平均の上値抵抗としては、週足基準線18,924円、日足雲上限19,151円、日足基準線19,287円、週足雲上限19,439円、200日移動平均線19,506円。下値サポートとしては、12月15日安値18,562円、心理的節目18,500円、日足雲下限18,371円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.41倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.65%
今週の予想レンジ:18,500円~19,300円
更新日 2015年12月27日 株・個人投資家の喫茶店