2015年12月6日日曜日

2015年12月7日~12月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年12月4日
先週の日経平均は7週ぶりの反落。週明けは売りが先行したが、7-9月期の設備投資額が前期比5.4%増と市場予想を大きく上回ったことから翌日は大きく反発した。その後は週末の重要イベントを控え20,000円を挟んでの揉み合いとなったが、欧州中央銀行(ECB)が決めた追加緩和が市場の期待値にとどかなかったことで週末は再び大幅安となった。日経平均は週ベースで379.46円の下落。

今週の日経平均は反発か。先週末はドラギショックで指数中心にポジションのアンワインドが起き大きく下げたが、個別銘柄は案外しっかりしており、リスクオフに傾いたという印象はない。週初は雇用統計を受け米国株が大きく反発していることから、再び20,000円を目指す動きとなりそうだ。ただ、8月の下落過程からの買い戻しも一巡していることから、一段と上値を追うには円安が不可欠となる。日足基準線や200日移動平均線をサポートに上は累積出来高の多い20,000円前後が目処。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、心理的節目20,500円、年初来高値20,952円。下値サポートとしては、200日移動平均19,463円、日足基準線19,327円、週足雲上限19,290円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.70倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.57%

今週の予想レンジ:19,350円~20,250円

更新日 2015年12月6日 株・個人投資家の喫茶店