先週の日経平均は続伸。連休明けは良好な米雇用統計と中道派のマクロン氏が勝利したフランス大統領選を受け、窓をあけて年初来高値を更新。その後は節目の2万円を前に揉み合いとなった。日経平均は週ベースで438.2円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。オシレーター系指標は過熱感を示唆しており、積極的に上値を追うのは難しい状況。ただ、ナスダックが史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、下値を売り込む動きも限定的だろう。目先は12日のSQ値19,991円を超えていけるかが焦点で、回復に手間取るようだと過熱感が収まるまで調整に入る可能性が高まる。一方、SQ値を上回り上値追いになった場合は、3月のザラ場高値19,668円~4月のザラ場安値18,224円を元にしたV計算値21,000円水準が中期的な目標となる。
日経平均の上値抵抗としては、5月12日SQ値19,991円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,567円、日足雲上限19,186円、日足基準線19,107円、日足雲下限19,093円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.39倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.71%
今週の予想レンジ:19,200円~20,000円
更新日 2017年5月14日 株・個人投資家の喫茶店