先週の日経平均は揉み合い。S&P500とナスダック指数が史上最高値を更新するなど好調な米国株に支えられた。ただ、FOMC議事要旨がハト派的であったことからドルの上値が重く、日経平均の頭を抑えた。日経平均は週ベースで96.08円の上昇。
今週の株式市場は底堅い展開か。FOMC議事要旨を受け米国の利上げペースが緩やかなものになるとの思惑から、ドルの上値は重いが、そのぶん米国株が好調に推移していることもあり、上値は重いが下値も堅そうだ。チャートもアイランドリバーサルが解消されたことで、外部環境に大きな変化がなければ節目の20,000円を目指す展開が予想される。
日経平均の上値抵抗としては、年初来高値 19,998円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,163円、日足雲上限18,946円、日足雲下限18,739円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.40倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.73%
今週の予想レンジ:19,300円~20,000円
更新日 2017年5月28日 株・個人投資家の喫茶店