先週の日経平均は続落。長期金利の上昇を受け欧米株式市場は不安定な動きとなっているが、日本は為替の円安を受け高値圏での揉み合い状態が継続した。日経平均は週ベースで104.34円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。FRBのバランスシート縮小、ECBのテーパリング観測から欧米株式市場は不安定な動きとなっているが、ファンダメンタルズ自体は悪くないので急落するわけでもなく、小康状態となっている。日本の株式市場は円安効果で持ち堪えているが、チャートは先週末に基準線を割り込むなどやや悪化傾向。目先は基準線の攻防となるが、上にも下にも決め手なしで材料待ちの状態が続きそうだ。予想レンジは6週連続で据え置きとするが、そろそろ動いて欲しいところ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線20,037円、日足雲上限19,792円、75日移動平均19,508円、心理的節目19,500円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.70倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.69%
今週の予想レンジ:19,600円~20,500円
更新日 2017年7月9日 株・個人投資家の喫茶店