先週の日経平均は続落。三連休明けはドル円相場が円高に振れたため売り先行での始まりとなったが、内閣府が発表した4~6月期GDPが市場予想を上回ったことでマイルドな下げにとどまる。その後は米国株が持ち直したことから買い戻しが優勢になったが、週末にNYダウが25日移動平均線を下回り、為替も円高に振れたことで売り直された。日経平均は週ベースで259.33円の下落。
今週の株式市場は軟調な展開か。北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ大統領の政権運営への不安など上値抑制要因は多い。日米ともチャート形状悪化で下値模索の展開を予想。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、週足基準線19,271円や、200日移動平均線の19,246円が目先のサポートとして意識される。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限19,731円、日足基準線19,808円、75日移動平均線19,922円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,033円。下値サポートとしては、週足基準線19,271円、200日移動平均線19,246円、心理的節目19000円、週足雲上18,498円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.34倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.67%
今週の予想レンジ:19,000円~20,000円
更新日 2017年8月20日 株・個人投資家の喫茶店