先週の日経平均は反発。米税制改革法案に反対すると表明していたルビオ上院議員が賛成に回ったことで、税制改革の成立を見越した買いが入り、米主要3指数がそろって史上最高値を更新した。週明け東京市場もこの流れを受け、日経平均は348円の大幅高での始まりとなった。その後、米税制改正法案が上下両院を無事通過したが、材料出尽くし感から小動きが続いた。日経平均は週ベースで349.54円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。米税制改革法案の可決で材料出尽くし感も漂うが、堅調な世界経済と企業業績の上振れ期待から売り込む材料もない。年末を控えて薄商い中、先物主導で振らされやすい面はあるが、基本的には小動きでトレンドレスな状態が続きそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日日足転換線22,736円、日足基準線22,483円、日足雲上限22,381円、心理的節目22,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.97倍 予想PBR1.42倍 予想配当利回り1.49%
今週の予想レンジ:22,400円~23,300円
更新日 2017年12月24日 株・個人投資家の喫茶店