2017年12月24日日曜日

2017年12月25日~12月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月22日
先週の日経平均は反発。米税制改革法案に反対すると表明していたルビオ上院議員が賛成に回ったことで、税制改革の成立を見越した買いが入り、米主要3指数がそろって史上最高値を更新した。週明け東京市場もこの流れを受け、日経平均は348円の大幅高での始まりとなった。その後、米税制改正法案が上下両院を無事通過したが、材料出尽くし感から小動きが続いた。日経平均は週ベースで349.54円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。米税制改革法案の可決で材料出尽くし感も漂うが、堅調な世界経済と企業業績の上振れ期待から売り込む材料もない。年末を控えて薄商い中、先物主導で振らされやすい面はあるが、基本的には小動きでトレンドレスな状態が続きそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日日足転換線22,736円、日足基準線22,483円、日足雲上限22,381円、心理的節目22,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.97倍 予想PBR1.42倍 予想配当利回り1.49%

今週の予想レンジ:22,400円~23,300円

更新日 2017年12月24日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月17日日曜日

2017年12月18日~12月22日の日経平均予想

先週の日経平均は続落。米国の雇用統計が非農業部門の雇用者数が前月比22万8000人増と市場予想を上回り、平均時給の伸びは市場予想を下回り前月分も下方修正された。米国の景気が順調に拡大する一方で、利上げペースは緩やかなものにとどまるとの見方が広がり、米国株が続伸した流れを受け週明けは買いが先行した。しかし、週半ばからはFOMCの結果発表後に円高が進んだことが重しとなり、上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで257.86円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国の税制改正法案の年内成立に向け波乱がなければ、堅調な世界経済を背景に、日米とも緩やかな上昇が予想される。クリスマス休暇で海外勢の参加者が減ることから、先週同様に先物で上下に振らされやすく、下がったところでは日銀のETF買いが威力を発揮しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線22,677円、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日足雲上限22,254円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.66倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年12月17日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月10日日曜日

2017年12月11日~12月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月8日
先週の日経平均は小幅に反落。週明けはロシアゲート疑惑の再燃による米政治の混乱や北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなり、反落しての始まりとなった。水曜日にはトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と公式に認めたことで、今後の中東情勢悪化への警戒感から先物が売られ、日経平均は400円を超える急落となった。しかし、週末には落ち着きを取り戻し日足基準線を回復して週を終えた。日経平均は週ベースで7.95円の下落。

今週の株式市場は上値を試す展開か。12日~13日のFOMCで来年3回の利上げに変更がなく、イエレンFRB議長が引き続き緩やかな利上げペースを支持すれば、為替はドル高・円安方向で推移し、日本株にはプラスとなる。日経平均は週末に基準線を回復したことで、短期筋が先物を仕掛ければ上に値が飛びやすく、11月9日の高値23,382円などがターゲットとなる。ただ、米税制改革案の行方や地政学リスクなどもあり、一旦売られだすと高水準な裁定買い残を背景に、先週の水曜日のように急落するリスクも高まっている。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日足基準線22,677円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.76倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,300円~23,300円

更新日 2017年12月10日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月3日日曜日

2017年12月4日~12月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月1日

先週の日経平均は続伸。週初は円高の進行や北朝鮮情勢への警戒感から続落しての始まりとなった。しかし週末は税制改革への実現期待から米国主要3指数がそろって史上最高値を更新し、日経平均は日足基準線をサポートに日銀のETF買いにも支えられ、3日続伸で週を終えた。日経平均は週ベースで268.18円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。アメリカでの税制改正が進展すれば今週も堅調な展開が継続しそうだ。ただ、税制改正による米景気拡大は既に織り込みが進んでいるので、米国株の大幅高は見込みにくく、日本株も高値圏での揉み合いが予想される。テクニカル的には、週末に17日の戻り高値22,757円を上抜けたことで、11月9日ザラ場高値23,382円が次の上値目処。一方、日足基準線を割れた場合は、16日のザラ場安値21,972円が次の下値目処として意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の23,000円、11月9日ザラ場高値23,382円。下値サポートとしては、日足基準線22,515円、心理的節目の22,000円、心理的節目の21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.68倍 予想PBR1.39倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年12月3日 株・個人投資家の喫茶店