2017年12月17日日曜日

2017年12月18日~12月22日の日経平均予想

先週の日経平均は続落。米国の雇用統計が非農業部門の雇用者数が前月比22万8000人増と市場予想を上回り、平均時給の伸びは市場予想を下回り前月分も下方修正された。米国の景気が順調に拡大する一方で、利上げペースは緩やかなものにとどまるとの見方が広がり、米国株が続伸した流れを受け週明けは買いが先行した。しかし、週半ばからはFOMCの結果発表後に円高が進んだことが重しとなり、上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで257.86円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国の税制改正法案の年内成立に向け波乱がなければ、堅調な世界経済を背景に、日米とも緩やかな上昇が予想される。クリスマス休暇で海外勢の参加者が減ることから、先週同様に先物で上下に振らされやすく、下がったところでは日銀のETF買いが威力を発揮しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線22,677円、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日足雲上限22,254円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.66倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年12月17日 株・個人投資家の喫茶店