先週の日経平均は続落。長期金利の上昇を背景に米国株が連日で乱高下となり、日本株は円高も進行したことで週を通して売りが優勢となった。日経平均は週ベースで1,891.91円の下落。
今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。震源地の米国株が落ち着けば、短期的な売られすぎ感から大幅反発も見込めるが、22,500円に近づいてくると累積出来高が多くなるので、戻り売り圧力が強まりそうだ。一方下値としては、2月6日と2月9に200日移動平均線の21,000円レベルで下ヒゲを出して下げ渋っているので、ここが目先の下値目処として意識される。ここを下抜けてくるようだと20,000円前後まで節がないので注意を要する。
日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,684円、心理的節目22,000円、日足雲下限22,412円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,003円、心理的節目20,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.05倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.61%
今週の予想レンジ:20,500円~22,500円
更新日 2018年2月11日 株・個人投資家の喫茶店