先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計で平均時給の上昇率が縮小したことで、米国株が上昇した流れを受け買い先行での始まりとなった。その後は、米中の貿易摩擦激化懸念や国内では森友問題が重しとなり、商いも盛り上がらず様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで207.31円の上昇。
今週の株式市場は、上下に決め手なく揉み合いか。米国株はナスダックが史上最高値を更新するなど堅調な推移を続けているが、米中の貿易摩擦激化懸念や国内は森友問題を受け安倍政権の求心力の低下が懸念材料。米国のインフレ期待が後退したことで、円安も見込みにくく、週足基準線の22,000円前後からは上値が重くなりそう。下値は引き続き200日移動平均線がサポート。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線21,719円、心理的節目22,000円、週足基準線22,125円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,269円、心理的節目21,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER14.91倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.58%
今週の予想レンジ:21,250円~22,250円
更新日 2018年3月18日 株・個人投資家の喫茶店