先週の日経平均は反落。週明けは各社世論調査で安倍政権の支持率が軒並み急低下したことが嫌気され、売り先行での始まりとなった。FOMCは大方の予想通りの結果だったが、週末にトランプ大統領が中国製品に対し高関税を課す制裁措置を正式に表明したことで、米中の貿易摩擦懸念が改めて意識され値を崩す展開となった。日経平均は週ベースで1,058.65円の下落。
今週の株式市場は、下値模索の展開か。国内外で悪材料が山積している状況。どれも新鮮味のないもので今さら感もあるが、チャートが崩れてきていることから、買い向かう動きも限定的なものにとどまっている。チャートは先週末にサポートだった200日移動平均線を窓をあけて下回ってしまった。早急に回帰出来ないようだと20,000円の攻防から、更にその下の週足雲上限19,606円などが意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.28倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.65%
今週の予想レンジ:19,750円~21,000円
更新日 2018年3月25日 株・個人投資家の喫茶店