先週の日経平均は続落。6営業日連続の日銀によるETF買いが下値を支えたが、トランプ政権の通商政策を巡る先行き不透明感から軟調な展開となった。日経平均は週ベースで212.32円の下落。
今週の株式市場は、波乱含みの展開か。7月6日の米中の関税発動が近づいており、要人の発言で上下に振れ幅が大きくなりそうだ。ポジティブなニュースがもたらされる可能性もあるが、本格的な貿易戦争に突入した場合の弊害はまだ株価には十分織り込まれておらず、状況がはっきりするまでは買い手控え要因となろう。上は日足基準線22,471円、日足雲上限22,547円、心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,000円、日足雲下限21,699円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.94倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.68%
今週の予想レンジ:21,750円~22,750円
更新日 2018年7月1日 株・個人投資家の喫茶店