先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計の結果を受け米国株が利下げ期待から続伸したことや、トランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことを好感し、買い先行での始まりとなった。その後も概ね堅調な推移となったが、米中貿易摩擦の長期化懸念から上値は重かった。日経平均は週ベースで232.18円の上昇。
今週の株式市場は上値の重い展開か。18-19日に開かれるFOMCが注目されるが、マーケットでは既に年内2回の利下げを織り込んでいるため、改めて買い材料視される内容となるかは微妙。ただ、為替が安定していることから下値も限定的で、薄商いのなか狭いレンジでの動きとなりそうだ。予想レンジは先週と同じとする。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、日足雲下限21,637円、日足雲上限21,718円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,936円、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円など。
東証1部全銘柄 予想PER13.40倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.08%
今週の予想レンジ:20,500円~21,500円
更新日 2019年6月16日 株・個人投資家の喫茶店