先週の日経平均は小幅に反落。注目のパウエルFRB議長の議会証言が市場が想定していたよりもハト派寄りとなったことで、米国株主要3指数は揃って史上最高値を更新した。日本株は相変わらず商いが盛り上がらず、円高も警戒されることから上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで60.48円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。パウエルFRB議長の議会証言で米国の早期利下げを再確認できたことは安心材料だが、日本株は円高懸念が引き続き重しとなりそう。企業決算も徐々に本格化してくるが、先週の安川電機が売りを浴びたこともあり、こちらも警戒感が強まってきそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,588円、日足雲上限21,326円、日足基準線21,300円、日足雲下限21,052円など。
東証1部全銘柄 予想PER13.65倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.05%
今週の予想レンジ:21,000円~22,000円
更新日 2019年7月14日 株・個人投資家の喫茶店