先週の日経平均は続落。連休明けは早期大幅利下げ期待から、米国株主要3指数が揃って史上最高値を更新して戻ってきたが、円高の進行が重しとなり反落しての始まりとなった。その後は貿易問題を巡る米中協議が長引くとの警戒感から米国株が足踏みとなり、日本株も方向感のない展開となった。日経平均は週ベースで218.91円の下落。
今週の株式市場は引き続き方向感のない展開か。本格化してくる日米の決算発表を睨みながら21,000円~22,000円の間で一進一退の動きが継続しそうだ。参院選は波乱なく通過しそうだが、選挙後には日米通商交渉が控えていることもあり楽観ムードは広がりにくい。
日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線21,556円、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、日足基準線21,354円、日足雲上限21,326円、心理的節目21,000円、日足雲下限20,855円。
東証1部全銘柄 予想PER13.54倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.07%
今週の予想レンジ:21,000円~22,000円
更新日 2019年7月21日 株・個人投資家の喫茶店