2020年3月29日日曜日

2020年3月30日~4月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年3月27日
先週の日経平均は大幅に反発。週明けシカゴ市場の日経平均先物は一時15,060円まで急落したが、GIPFや日銀のETF買いを支えに反発しての始まりとなった。その後、
乱高下はあったものの米国の220兆円規模の大型経済対策やFRBが量的緩和を無制限に実施するなど振り構わぬ対策が発表され、一気にショートカバーが優勢となった。
日経平均は週ベースで2836.6円の上昇。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。先週戻しすぎた反動が出やすく、東京での感染者数が増加傾向で首都封鎖も現実味を帯びてきたことで、買い戻し以外にここから上値を買っていく理由は見当たらない。今後、驚くような経済指標も出てくるだろうが、目先は日本でも感染爆発が起きるのか否か。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、日足基準線20,082円、週足基準線20,237円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、心理的節目18,000円、心理的節目17,000円、3月19日安値16,358円、2008年安値~2018年高値の半値押し水準15,721円。

東証1部全銘柄 予想PER14.32倍 予想PBR1.05倍 予想配当利回り2.26%

今週の予想レンジ:17,000円~19,500円

更新日 2020年3月29日 株・個人投資家の喫茶店

2020年3月22日日曜日

2020年3月23日~3月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年3月20日
先週の日経平均は続落。週明けにFRBが再び緊急利下と量的緩和の再開を決定し、日銀も上場投資信託(ETF)の買い入れ額を6兆円から12兆円するなどの政策を発表。更に週末にはECBも量的緩和の拡大を発表したが、新型肺炎(COVID-19)の欧米諸国への感染拡大に歯止めがかからず連日乱高下が続いた。日経平均は週ベースで878.22円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。先週世界各国で実施された金融緩和政策はほぼ出尽くした感があり、あとは財政政策の規模に注目が集まる。ただ、どんなに大規模なものが打ち出されても欧米のように外出制限までかかっている状況下では、こちらも効果は限定的だろう。とにかく新型肺炎(COVID-19)拡大が続いているうちはお手上げ状態で、金融も財政も効いてくるのは収束の兆しが見えてから。今週も換金売りに対し、買い手は公的資金、日銀、バーゲン・ハンターという構図。

今後も感染拡大が継続する場合、日経平均の下値目処は、リーマンショック後の安値6,994円(2008年10月)から高値24,448円(18年10月)への上昇幅における半値押し水準15,721円や61.8%押し水準13,662円レベルも意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、心理的節目18,000円、月足雲下限19,007円心理的節目20,000円。下値サポートとしては、3月19日安値16,358円、心理的節目16,000円、2008年安値」~2018年高値の半値押し水準15,721円、心理的節目15000円。

東証1部全銘柄 予想PER12.32倍 予想PBR0.93倍 予想配当利回り2.60%

今週の予想レンジ:15,500円~18,500円

更新日 2020年3月22日 株・個人投資家の喫茶店

2020年3月15日日曜日

2020年3月16日~3月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年3月13日
先週の日経平均は続落。新型肺炎(COVID-19)の感染拡大に加え、「OPECプラス」の協調減産協議が決裂したこことで週明けから大きく下落しての始まりとなった。週末には世界保健機関(WHO)のパンデミック宣言やトランプ大統領が英国除く欧州からの渡航停止を発表すると一段安となった。日経平均は週ベースで3,318.7円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。週末の米国株が大きく反発したことで、週明けは日本も先週急落した反動から自律反発の動きとなりそうだ。今週は日米の金融政策に注目が集まるが、各国で財政政策や金融緩和が実施されても、人や物の動きが制限されている状況では効果は未知数。これからの政策は新型肺炎(COVID-19)に終息の目処が立てば、いずれ強烈に効いてくるだろうが、まだ国内や欧米で感染拡大が続いている状況なので、先のことより目先の悪材料の方に流されやすく、早々にカードをすべて出しきってしまう不安もある。市場の乱高下はしばらく収まりそうにない。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲下限19,010円、心理的節目20,000円、月足雲上限20,590円。下値サポートとしては、心理的節目17,000円、3月13日安値16,690円、心理的節目15,000円。

東証1部全銘柄 予想PER12.08倍 予想PBR0.91倍 予想配当利回り2.72%

今週の予想レンジ:16,000円~19,000円

更新日 2020年3月15日 株・個人投資家の喫茶店

2020年3月8日日曜日

2020年3月9日~3月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年3月6日
先週の日経平均は続落。新型肺炎(COVID-19)の拡大を受け、FRBが緊急利下げを実施し、日銀黒田総裁も異例の談話を発表するなど市場の安定化に努めたが、米国株が日替わりで乱高下を繰り返すなどマーケットの動揺は収まらなかった。日経平均は週ベースで393.21円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。新型肺炎(COVID-19)を巡り、
国内や特に欧米でネガティブなニュースが続けば、節目の20,000円割れから19,000円も意識される。国内は既に34都道府県で感染が確認されており、今後検査難民が徐々に解消されれば、数字が一気に跳ね上がることも予想される。表面化していない悪材料が全部出て来たときが本当の買い場になるのではないか。週末にはメジャーSQも控え、先物主導で上下に荒い展開が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,000円、週足雲下限21,151円、週足雲上限21,698円、心理的節目22,000円、200日移動平均線22,179円。下値サポートとしては、月足雲上限20,590円、心理的節目20,500円、心理的節目20,000円、月足雲下限19,007円。

東証1部全銘柄 予想PER14.01倍 予想PBR1.06倍 予想配当利回り2.31%

今週の予想レンジ:19,000円~21,500円

更新日 2020年3月8日 株・個人投資家の喫茶店

2020年3月1日日曜日

2020年3月2日~3月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年2月28日
先週の日経平均は続落。アジア限定のリスクとみなされていた新型肺炎(COVID-19)が南極を除く6大陸に拡大。これまで過度に楽観的だった米国株(NYダウ)も1週間で約3500ドル急落し世界的にリスク・オフの動きとなった。日経平均は週ベースで2243.78円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。先週急落した反動や、週末の米国株がパウエルFRB議長の追加利下げの可能性を示唆する発言で下げ渋って引けたことなどから、週明けは自律反発する場面もありそうだ。ただ、対新型ウイルスで金融緩和が早期に効くのかと言う疑問もありますし、今週世界での感染が更に加速すればWHOからパンデミック宣言が出される可能性もあり、上下に荒い動きとなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限21,698円、心理的節目22,000円、200日移動平均線22,188円、週足基準線22,335円。下値サポートとしては、週足雲下限21,101円、月足雲上限20,566円、心理的節目20,500円、心理的節目20,000円。

東証1部全銘柄 予想PER15.88倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.01%

今週の予想レンジ:20,000円~22,250円

更新日 2020年3月1日 株・個人投資家の喫茶店