先週の日経平均は続落。新型肺炎(COVID-19)の拡大を受け、FRBが緊急利下げを実施し、日銀黒田総裁も異例の談話を発表するなど市場の安定化に努めたが、米国株が日替わりで乱高下を繰り返すなどマーケットの動揺は収まらなかった。日経平均は週ベースで393.21円の下落。
今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。新型肺炎(COVID-19)を巡り、
国内や特に欧米でネガティブなニュースが続けば、節目の20,000円割れから19,000円も意識される。国内は既に34都道府県で感染が確認されており、今後検査難民が徐々に解消されれば、数字が一気に跳ね上がることも予想される。表面化していない悪材料が全部出て来たときが本当の買い場になるのではないか。週末にはメジャーSQも控え、先物主導で上下に荒い展開が続きそう。日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,000円、週足雲下限21,151円、週足雲上限21,698円、心理的節目22,000円、200日移動平均線22,179円。下値サポートとしては、月足雲上限20,590円、心理的節目20,500円、心理的節目20,000円、月足雲下限19,007円。
東証1部全銘柄 予想PER14.01倍 予想PBR1.06倍 予想配当利回り2.31%
今週の予想レンジ:19,000円~21,500円
更新日 2020年3月8日 株・個人投資家の喫茶店