先週の日経平均は続落。アジア限定のリスクとみなされていた新型肺炎(COVID-19)が南極を除く6大陸に拡大。これまで過度に楽観的だった米国株(NYダウ)も1週間で約3500ドル急落し世界的にリスク・オフの動きとなった。日経平均は週ベースで2243.78円の下落。
今週の株式市場はボラタイルな展開か。先週急落した反動や、週末の米国株がパウエルFRB議長の追加利下げの可能性を示唆する発言で下げ渋って引けたことなどから、週明けは自律反発する場面もありそうだ。ただ、対新型ウイルスで金融緩和が早期に効くのかと言う疑問もありますし、今週世界での感染が更に加速すればWHOからパンデミック宣言が出される可能性もあり、上下に荒い動きとなりそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限21,698円、心理的節目22,000円、200日移動平均線22,188円、週足基準線22,335円。下値サポートとしては、週足雲下限21,101円、月足雲上限20,566円、心理的節目20,500円、心理的節目20,000円。
東証1部全銘柄 予想PER15.88倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.01%
今週の予想レンジ:20,000円~22,250円
更新日 2020年3月1日 株・個人投資家の喫茶店