先週の日経平均は大幅に反発。ロシアとウクライナの停戦期待やFOMC通過によるアク抜け、また原油相場の上昇が鈍ったことも追い風に、強烈なショートカバーが入った。日経平均は週ベースで1664.65円の上昇。
今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。足元は強烈なショートカバーでの上昇が続いているが過度な楽観は禁物。マーケットは早期の停戦合意を織り込んで動いているが、あくまで停戦で終戦ではない。また支配地域をウクライナへ返すとは思えず、ロシアへの経済制裁の長期化が避けれないことを考えれば、買い戻しが終われば再び売られると考えるのが妥当だろう。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26872円、心理的節目27000円、日足雲下限27338円、週足基準線27548円、日足雲上限27807円。下値サポートとしては、週足雲下限26872円、日足基準線26281円、心理的節目26000円、心理的節目25000円、3月9日安値24681円。
東証1部全銘柄 予想PER14.14倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.20%
今週の予想レンジ:25,500円~27,500円
更新日 2022年3月20日 株・個人投資家の喫茶店