先週の日経平均は続伸。週明けは参議院選挙での与党の圧勝を受け買いが先行したが、火曜日は中国の新型コロナウイルスの感染再拡大による行動規制の強化や、米消費者物価指数(CPI)への警戒感から大幅安となった。発表されたCPIは9%を超える上昇となったが、米国株はさほど下がらず、週末は買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで271.28円の上昇。
今週の株式市場は、不安定な展開が継続。世界的な景気減速懸念から上値は重そうだ。月末から国内でも決算発表が本格化することから、様子見ムードが強まりやすく、薄商いの中、先物主導で不安定な相場が続きそう。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限27038円、日足雲上限27429円、心理的節目27500円、心理的節目28000円。下値サポートとしては、日足基準線26782円、週足基準線26686円、月足基準線26162円、心理的節目26000円、6月20日安値25520円、心理的節目25500円。
プライム全銘柄 予想PER13.61倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.40%
今週の予想レンジ:26,000円~27,250円
更新日 2022年7月17日 株・個人投資家の喫茶店