先週の日経平均は反落。週前半は12月決算企業の中間配当の権利取りの動きや、配当金の再投資への思惑など、良好な需給関係を背景に27,000円台を回復する場面もあったが、週足基準線レベルで頭を押さえられ、週後半は米国の景気減速懸念から売りが優勢となった。日経平均は週ベースで556.35円の下落。
今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。週末に米国株が反発に転じたことで週明けは買いが先行しそうだが、国内外の経済指標で弱含みの内容が相次いでいることから、上値は重く、不安定な動きが継続しそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、月足基準線26162円、日足雲下限26618円、日足雲上限26652円、日足基準線26954円、週足基準線27034円。下値サポートとしては、6月20日安値25520円、心理的節目25500円、心理的節目25000円、年初来安値24681円。
プライム全銘柄 予想PER13.29倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.46%
今週の予想レンジ:25,500円~27,000円
更新日 2022年7月3日 株・個人投資家の喫茶店