2022年12月25日日曜日

2022年12月26日~12月30日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月23日
先週の日経平均は続落。今回も無風通過と見られていた日銀金融政策決定会合で、長短金利操作(YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することを決めたたことで、円は急進し株は先物主導で下げ幅を拡大する展開となった。日経平均は週ベースで1291.87円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続。日銀サプライズはやや過剰反応とも言えるが、その影響は依然として燻っており、不安定な動きが継続しそう。米国株は、強い経済指標が出れば利上げ継続懸念、弱ければ景気懸念と、今までの良いと取りから変化してきているので注意が必要。今週は市場参加者が一段と減り、先物主導で値動きが荒くなる場面もありそうだ。物色は材料の出た小型やIPOに集中か。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26994円、心理的節目27000円、日足雲下限27140円、200日移動平均27244円、日足基準線27304円、週足基準線27422円。下値サポートとしては、心理的節目26,000円、10月3日安値25621円、心理的節目25000円。

プライム全銘柄 予想PER13.05倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.46%

今週の予想レンジ:25,750円~27,000円

更新日 2022年12月25日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月18日日曜日

2022年12月19日~12月23日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月16日
先週の日経平均は反落。週前半は、米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)の2大イベントを前に買い戻しが進み日米とも堅調な展開となった。その後、CPIは市場予想を下回ったものの、FOMCはパウエル議長のタカ派的な発言でターミナルレートが切り上がり、週末は米小売売上高の悪化を嫌気し売りが優勢となった。日経平均は週ベースで373.89円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。米国株は悪い経済指標は利上げ減速期待からポジティブに反応してきたが、先週その流れが変わっとすれば、当面は日米とも上値の重い展開が続きそうだ。目先はテクニカルポイントが集中する27,250円レベルで抵抗できるかに注目。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27738円、日足基準線27936円、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、週足基準線27371円、日足雲上限27276円、200日移動平均線27240円、日足雲下限27207円、週足雲下限26994円。

プライム全銘柄 予想PER13.42倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.38%

今週の予想レンジ:26,750円~28,000円

更新日 2022年12月18日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月11日日曜日

2022年12月12日~12月16日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月9日
先週の日経平均は反発。米国株は翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、ポジション調整の売りが優勢だったが、日本株は為替が円安に振れたこともあり、小幅な反発となった。日経平均は週ベースで123.11円の上昇。

今週の株式市場は、一進一退が継続か。今週は米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となる。パウエルFRB議長の発言が想定の範囲内なら、イベント通過によるアク抜けから上昇も期待できるが、想定よりタカ派寄りな発言となれば株は売られることになる。日本株は上値は重いが、米国株が長期金利上昇で売られた場合は円安になるので下値も固い展開が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27767円、週足雲上限27738円、日足雲上限27386円、200日移動平均線27219円、週足雲下限27036円、日足雲下限26969円。

プライム全銘柄 予想PER13.51倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.36%

今週の予想レンジ:27,250円~28,250円

更新日 2022年12月11日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月4日日曜日

2022年12月5日~12月9日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月2日
先週の日経平均は反落。FRB高官のタカ派発言が相次いだことで、米国株は上値の重い展開だったが、パウエル議長の講演が市場が想定していたよりも、タカ派色が薄かったことで、一転買い戻しが優勢となるなど方向感のない展開だった。日本株は円高の進行が嫌気され利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで505.13円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードの強い週となりそう。これまでは米国株が金融引き締め懸念から下げたときは、日米の金利差拡大で日本株は円安の恩恵で相対的に底堅い展開だった。しかし、企業の想定為替レートとの乖離がなくなってきたことで、先週から円高が重しとなり始めている点は注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27741円、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27207円、週足雲下限27036円、日足雲下限26925円。

プライム全銘柄 予想PER13.45倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.37%

今週の予想レンジ:27,250円~28,250円

更新日 2022年12月4日 株・個人投資家の喫茶店