先週の日経平均は反発。米国株は翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、ポジション調整の売りが優勢だったが、日本株は為替が円安に振れたこともあり、小幅な反発となった。日経平均は週ベースで123.11円の上昇。
今週の株式市場は、一進一退が継続か。今週は米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となる。パウエルFRB議長の発言が想定の範囲内なら、イベント通過によるアク抜けから上昇も期待できるが、想定よりタカ派寄りな発言となれば株は売られることになる。日本株は上値は重いが、米国株が長期金利上昇で売られた場合は円安になるので下値も固い展開が続きそう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27767円、週足雲上限27738円、日足雲上限27386円、200日移動平均線27219円、週足雲下限27036円、日足雲下限26969円。
プライム全銘柄 予想PER13.51倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.36%
今週の予想レンジ:27,250円~28,250円
更新日 2022年12月11日 株・個人投資家の喫茶店