先週の日経平均は反落。週前半は、米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)の2大イベントを前に買い戻しが進み日米とも堅調な展開となった。その後、CPIは市場予想を下回ったものの、FOMCはパウエル議長のタカ派的な発言でターミナルレートが切り上がり、週末は米小売売上高の悪化を嫌気し売りが優勢となった。日経平均は週ベースで373.89円の下落。
今週の株式市場は、上値の重い展開か。米国株は悪い経済指標は利上げ減速期待からポジティブに反応してきたが、先週その流れが変わっとすれば、当面は日米とも上値の重い展開が続きそうだ。目先はテクニカルポイントが集中する27,250円レベルで抵抗できるかに注目。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27738円、日足基準線27936円、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、週足基準線27371円、日足雲上限27276円、200日移動平均線27240円、日足雲下限27207円、週足雲下限26994円。
プライム全銘柄 予想PER13.42倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.38%
今週の予想レンジ:26,750円~28,000円
更新日 2022年12月18日 株・個人投資家の喫茶店