2022年12月4日日曜日

2022年12月5日~12月9日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月2日
先週の日経平均は反落。FRB高官のタカ派発言が相次いだことで、米国株は上値の重い展開だったが、パウエル議長の講演が市場が想定していたよりも、タカ派色が薄かったことで、一転買い戻しが優勢となるなど方向感のない展開だった。日本株は円高の進行が嫌気され利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで505.13円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードの強い週となりそう。これまでは米国株が金融引き締め懸念から下げたときは、日米の金利差拡大で日本株は円安の恩恵で相対的に底堅い展開だった。しかし、企業の想定為替レートとの乖離がなくなってきたことで、先週から円高が重しとなり始めている点は注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27741円、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27207円、週足雲下限27036円、日足雲下限26925円。

プライム全銘柄 予想PER13.45倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.37%

今週の予想レンジ:27,250円~28,250円

更新日 2022年12月4日 株・個人投資家の喫茶店