2012年11月4日日曜日
2012年11月5日~11月9日の日経平均予想
先週の株式市場は、日銀の金融政策決定会合の結果が注目材料だったが、ほぼ市場予想通りの内容となった。このため発表直後は材料出尽くしから売りが優勢になったが、翌日からは決定会合の内容をあらためて評価する声もあり指数は持ち直した。日経平均は週ベースで118.16円の上昇。
今週の株式市場は一進一退か。金融緩和と足元の業績不安の綱引き状態が続き、方向感が定まらない展開が続きそうだ。今週は6日に米国で大統領選と上下両院議員選挙が行われる。選挙の結果も気になるところだが、国内も決算発表が続くことから、個別銘柄を中心とした決算プレーが中心の相場となろう。チャートは200日移動平均の9,071円を早期に回復できるかがポイントとなる。その上は8月から戻り高値になっている9,200円レベルだが、今週は9日にオプションSQも控えていることから、権利行使価格の9,250円と合わせ意識される。
今週の日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線9,071円、週足雲下限9,195円、9月19日高値9,288円、週足雲上限9,398円。下値サポートとしては、75日移動平均線8,870円、日足雲下限8,808円、日足基準線8,782円、心理的節目8,750円など。
東証1部全銘柄 予想PER14.05倍 PBR0.93倍 予想配当利回り2.49%
今週の予想レンジ:8,750円~9,250円
更新日 2012年11月4日 株・個人投資家の喫茶店