2014年8月3日日曜日

2014年8月4日~8月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年8月1日
先週の株式市場は続伸。週初から為替の円安基調やS&P500の史上最高値を受け堅調に始まり、節目の15,500円を突破した。週末にはNYダウが大きく調整したが、為替が安定していたことから殆ど反応しなかった。地合いが良いこともあり、決算発表も好業績銘柄には素直に買いで反応している。日経平均は週ベースで65.24円の上昇。

今週の株式市場は為替相場を睨みながら神経質な展開か。週末の米雇用統計は強からず弱からずで理想的な着地となったが、NYダウは前日までの弱い流れを引き継ぎ、今年に入ってからの上昇分を全て失った。NYダウは200日移動平均線が長らくサポートになっているので、目先16,300P前後で下げ止まるかが注目される。ナスダックに関しては、まだ75日線よりもかなり上にあり、上昇トレンドは崩れていない。日経平均は、円安と年金買いを背景にNYダウと逆相関する形で上昇トレンドが継続しているが、週末の雇用統計を受け円安基調が一服するようだと、今週はNYダウとの乖離が調整される方向で動きそうだ。目先は5月からサポートとなっている基準線が試される。

日経平均の上値抵抗としては、7月31日のザラ場高値15,759円、心理的節目の16,000円。下値サポートとしては、心理的節目の15,500円、日足基準線15,393円、心理的節目15,000円、週足雲上限14,956円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.79倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:15,000円~15,750円

更新日 2014年8月3日 株・個人投資家の喫茶店