2014年8月31日日曜日

2014年9月1日~9月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年8月31日
先週の株式市場は反落。9連騰した反動や円安が一服したことで利益確定売りが優勢になった。ただ、米国株が高値追いになるなど良好な外部環境や国内の年金買いが下支えとなり下げ幅は限定的だった。日経平均は週ベースで220.85円の下落。

今週の株式市場は底堅い展開か。29日に発表された鉱工業生産指数、全世帯消費支出、住宅着工はいずれも市場予想を下回る弱い内容だったが、株式市場は年金買い、日銀のETF買い、今後行われるGPIFのリバランス期待などから底堅い展開となっている。地政学リスクと米国の株価水準には注意が必要だが、日本は経済指標が悪くても消費増税まで官製相場が続きそう。目先は、上は8月22日と8月25日に頭を押さえられた15,628円、下は日足基準線レベルがポイントとなる。

日経平均の上値抵抗としては、7月31日高値15,759円。下値サポートとしては、心理的節目の15,500円、日足基準線15,257円、日足雲上限15,225円、週足雲上限15,011円、心理的節目15,000円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.75倍 PBR1.29倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:15,250円~15,750円

更新日 2014年8月31日 株・個人投資家の喫茶店