先週の株式市場は続伸。ウクライナ問題が小康状態となったことで欧米市場が堅調に推移し、日経平均も前週から9連騰を記録するなど堅調な展開となった。日経平均は週ベースで220.85円の上昇。
今週の株式市場は一旦調整も下値は限定的か。相場の過熱感はないが、経済指標を見れば実体経済は株価ほど好調とは言えず、9連騰した反動も出るだろう。7月のザラ場高値15,759円が目先上値の目処となる。ただ、下がれば年金や日銀のETF買いが入るので、地政学リスクが再燃しない限り下値も限定的か。消費増税までの官製相場。
日経平均の上値抵抗としては、7月31日高値15,759円。下値サポートとしては、心理的節目の15,500円、日足基準線15,257円、日足雲上限15,225円、週足雲上限15,011円、心理的節目15,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.85倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.61%
今週の予想レンジ:15,250円~15,750円
更新日 2014年8月24日 株・個人投資家の喫茶店