2014年11月30日日曜日

2014年12月1日~12月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年11月28日
先週の日経平均は揉み合い。中国の利下げ、ECBの追加緩和期待、米国株の史上最高値を受け堅調な始まりとなったが、その後は円安基調が一服したことや、相場に過熱感も残ることから先物は17,100円台に下落するなど上値が重い展開が続いた。しかし、週末になると再び円安が進行し、原油価格の急落も好材料視され買いが優勢となった。日経平均は週ベースで102.34円の上昇。TOPIXは年初来高値を更新。

今週の株式市場は引き続き揉み合いか。ボラは縮小傾向だが週末に再び円安が進行したことで、このまま119円台・120円台にのせてくるようだと節目の17,500円を超え18,000円も視野に入る。ただ、麻生氏から円安牽制発言が出たように選挙期間中は痛みを受けている人への配慮からあまり円安にしたくないところ。外部環境や需給は良好で目先は日足転換線がサポートする展開が続きそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,500円、18,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,187円、心理的節目の17,000円、25日移動平均線16,720円、QE2前の高値16,374円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.20倍 PBR1.43倍 予想配当利回り1.54%

今週の予想レンジ:17,100円~17,750円

更新日 2014年11月30日 株・個人投資家の喫茶店

2014年11月23日日曜日

2014年11月25日~11月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年11月21日
先週の日経平均は反落。7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が予想外のマイナス(年率換算1.6%減)となったことで、月曜日は短期で張っているヘッジファンドのアンワインドや仕掛けが入り500円を超える急落となった。しかし、その後は欧米株が安定していたことや、為替がすぐに円安基調に戻ったことでほぼ下げ分を取り戻す荒い動きとなった。日経平均は週ベースで133.32円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。NYダウが連日で史上最高値を更新するなど外部環境は良好。円安への感応度は以前より落ちてきているが下支え要因となっている。相場の過熱感が残っているので上値も重そうだが、11月の最終週や選挙期間中は強いというアノマリーもあり、先週の安値16,907円を割り込むことも考えづらい。今後は衆院選の議席予測が仕掛けの材料にされそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,500円、18,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,187円、心理的節目の17,000円、QE2前の高値16,374円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.08倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:17,000円~17,800円

更新日 2014年11月23日 株・個人投資家の喫茶店

2014年11月16日日曜日

2014年11月17日~11月21日の日経平均予想

先週の日経平均は続伸。週初は円安が一服したことで反落したが、NYダウが連日で史上最高値を更新したことや、消費増税先送りと衆院解散を材料に円安・株高が再加速した。日経平均は週ベースで610.45円上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。10月の安値から一本調子で約3,000円上昇したことで25日移動平均線からの上方乖離率は、目先の天井圏を示す10%に達している。その他各種オシレーターも相場の過熱感を示唆しているが、CTAなどのヘッジファンドが勢いづいていることもあり、更なる急騰も急反落もあり得る状況。

週明け17日に7-9月期GDP速報値が発表される。衆院解散と増税先送りは先週の上昇で相場に織り込まれているので、良くても悪くてもあまり関係ないが、ヘッジファンドが先物で上下どちらかに仕掛けてくる可能性も高い。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,500円、18,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,117円、心理的節目の17,000円、QE2前の高値16,374円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.17倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.56%

今週の予想レンジ:16,800円~18,000円


更新日 2014年11月16日 株・個人投資家の喫茶店

2014年11月9日日曜日

2014年11月10日~11月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年11月7日
先週の日経平均は続伸。引き続き日銀のQE2による円相場の下落や、米国株の史上最高値更新を好感した買いが優勢となった。日経平均は週ベースで466.62円上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。日銀のQE2から一週間たち、買い戻し需要も一巡してきたことで、やや落ち着きを取り戻しつつある。為替が更に円安に振れればCTAから連動した先物買いが入ってくるので上値を追う可能性もあるが、PERも割高な水準に達したことで17,000円から上は先週同様重くなりそうだ。ただ、買い方の回転が効いているので下がれば押し目買い意欲も旺盛だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,000円、17,500円。下値サポートとしては、心理的節目の16,500円、QE2前の高値16,374円、日足転換線16,195円、日足雲上限16,027円など

東証1部全銘柄 予想PER16.83倍 PBR1.39倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:16,500円~17,250円

更新日 2014年11月9日 株・個人投資家の喫茶店

2014年11月2日日曜日

2014年11月4日~11月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年10月31日
先週の日経平均は大幅に続伸。米国株が堅調に推移したことで日本株も週初から戻りを試す展開となった。FOMCでは予定通り量的緩和の終了が決定したが、円安が進行したことで日本株にはプラスとなり、週末は日銀のサプライズ緩和を受け一段高となった。日経平均は週ベースで1,122.12円上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。日銀のサプライズ緩和を受け先週末はパニック的急伸となったが、海外市場が始まると円が一段安となり、米国株も史上最高値を更新したことで先物が一時17,000円を超えるなど、まだパニック的状況が続いている。前例のない官製相場となっており、目先どこまで上昇するかを予測するのは難しい。ただ、追加金融緩和、GPIFとカードをすべて使い果たしたこともあり、外部環境に異変があれば今後対応の選択肢は限られる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,000円、17,500円。下値サポートとしては、心理的節目の16,000円、日足雲上限15,990円、日足基準線15,531円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.63倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2014年11月2日 株・個人投資家の喫茶店