2014年11月23日日曜日

2014年11月25日~11月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年11月21日
先週の日経平均は反落。7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が予想外のマイナス(年率換算1.6%減)となったことで、月曜日は短期で張っているヘッジファンドのアンワインドや仕掛けが入り500円を超える急落となった。しかし、その後は欧米株が安定していたことや、為替がすぐに円安基調に戻ったことでほぼ下げ分を取り戻す荒い動きとなった。日経平均は週ベースで133.32円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。NYダウが連日で史上最高値を更新するなど外部環境は良好。円安への感応度は以前より落ちてきているが下支え要因となっている。相場の過熱感が残っているので上値も重そうだが、11月の最終週や選挙期間中は強いというアノマリーもあり、先週の安値16,907円を割り込むことも考えづらい。今後は衆院選の議席予測が仕掛けの材料にされそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の17,500円、18,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,187円、心理的節目の17,000円、QE2前の高値16,374円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.08倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:17,000円~17,800円

更新日 2014年11月23日 株・個人投資家の喫茶店